午後のひと時に水と戯れる二羽のカモ。幼い日々の思い出がキラキラと漂う。
牡丹湾とは
武陵人が桃源郷を求めて道に迷い込んでから千数百年、桃源郷はその名のごとく、夢と現実の間を揺らぎ、幻のものとされてきました。
長年にわたり、探し求めていると、山あいにある湖が理想郷に近いことに気付きました。それが牡丹湾です。
山々が俗世と一線を画した風景を見せる旭海の牡丹湾Villa。うねる山道が慌しい生活から別離させ、山道を抜けると、桃源郷のゆったりとした大自然が広がります。
頭目湖に沿って建てられた独立した客室が並ぶVilla.数多くの植物が織りなす緑と山々に囲まれ、客室の玄関は石壁とヒャッポダの木彫に守られています。ヒャッポダの木彫は原住民のパイワン族に100年伝わる物語に出てくるものです。ここではすべてが緑の山と碧い水に抱かれ、気ままで心地よいです。
牡丹湾の温泉はぜいたくとは違う、身近なくつろぎ
旭海から引かれた穏やかな炭酸水素ナトリウム泉の牡丹湾温泉は、美人の湯とも呼ばれています。冷熱泉ともに100%源泉で、51.5度は地熱から、38度は熱い温泉を地下に取り込んで冷ましたもので、お好み温度で心ゆくまでお楽しみいただけます。
牡丹湾では室内風呂も湯けむりの立ち込めるお湯が楽しめます。風景に囲まれた露天風呂では、温泉ならではの自然な温度を堪能でき、気分はまるで白居易の詠う「温泉の水滑らかにして凝脂を洗う」楊貴妃のようです。